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924.2.3分析に用いる項目の選定調査の目的およびデータの記入率を踏まえて、分析に用いる項目を選定した。(1)身体状況・ADL利用開始時点における利用者の状態を把握するため、基本情報のうち、利用者のADLに着目した。その理由として、サービス計画書(基本情報)に記載された利用者の状態を示す情報であり記入率が一定以上あること、加えて、今回福祉用具の利用状況との関連を分析しており、日常動作を状況に着目したADL項目福祉用具の効果を見る指標としての意味が大きいことが挙げられる。分析では、共通して利用できる@寝返り、A起き上がり、B立ち上がり、C移乗、D座位、E屋内歩行、G移動の8項目のADLを利用した。該当するADL項目が未記入の対象者は、分析対象から除外した。表4-7ADL項目の記入率(事業者別)@寝返りA起き上がりB立ち上がりC移乗D座位E屋内歩行F屋外歩行G移動H排泄I入浴J食事K更衣A社B社C社D社E社F社H社I社J社K社L社M社N社事業所名対象者ADL項目記入率(%)