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834.振り返り調査の実施と福祉用具利用効果の検証4.1振り返り調査の概要4.1.1目的過去1年間のサービス計画書およびモニタリングシートのデータを活用して、利用者の状態と福祉用具利用に伴う生活機能等の変化について、定量的な分析を行うことを目的とした。4.1.2調査対象調査対象は以下のとおりとした。表4-1調査対象の抽出について調査対象者福祉用具貸与サービスの利用者対象者の抽出方法福祉用具貸与事業者約40法人各事業所から、福祉用具の利用開始後1年が経過した利用者※平成28年6月〜8月に介護保険の福祉用具貸与サービスを利用開始した利用者全員を抽出。対象者数約40法人(想定する調査対象者数約8,500人)に協力依頼し、15法人から合計5,734人のデータが提供された。そのうち、条件に適合する1,868人を分析対象とした。福祉用具貸与事業者の選定方法日本福祉用具供給協会の会員、各ブロック長、関連団体より選定した(協力を得られる可能性の高い事業者に依頼した)。4.1.3調査のスキーム調査時点から遡り、過去1年間のサービス計画書、モニタリングシートのデータを収集した。図4-1調査のスキーム★調査時点