■ページ本文テキスト■

193.3データの分析はじめに、分析対象としたデータの概要を整理した。3.3.1分析の手順対象者をのレベルに応じてクラスタリング(分類)し、各クラスターの目標達成度を比較することとした。以下に、具体的な手順を示す。手順@利用開始時点の利用者の状態を示す指標として、項目を以下のつの群に分類してクラスタリング群(寝返り、起き上がり、座位の項目)群(立ち上がり、移乗の項目)群(屋内歩行、屋外歩行、移動の項目)※各群の項目数で割った値を用いてクラスタリング→利用者の状態像を類型化手順A福祉用具の利用効果を示す指標として、「達成度備考」と「総合評価」のテキスト出現頻度の把握→類型ごとの目標達成状況を把握、比較手順Bクラスター別の達成状況の把握?要介護度?福祉用具の利用率?利用期間?モニタリングの状況→類型ごとの目標達成状況の把握、比較3.3.2に基づくクラスタリング(1)を用いたクラスタリングを用いた対象者のクラスタリングでは、項目を、グループ(寝返り、起き上がり、座位)、グループ(立ち上がり、移乗)、グループ(屋内歩行、屋外歩行、移動)の大きくつに分類し、各グループの得点の平均値を算出した。グループの平均点の傾向が類似した対象者が、同じグループに分類されるように、クラスタリングを行った。介