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10?転倒した回数、転倒しそうになった回数転倒した回数は、新規利用者では有意に減少したが、継続利用者では、転倒した回数にはほとんど変化は見られなかった。一方で、転倒しそうになった回数は、新規利用者、継続利用者の両方で同様の傾向(第回調査での回数が多く、回目以降は横ばい)が見られており、第回調査では対象者がうまく答えられない、回数を多く見積もってしまうなどの要因から、回数が多いように見えている可能性がある。図転倒した回数図2-4転倒しそうになった回数(2)得点別の結果?得点の変化新規利用者、継続利用者ともに点未満のグループでは第回から第回にかけて平均値が増加し、第回以降はほぼ横ばいであった。新規利用者の点のグループでは、新規利用者では第回から第回にかけて平均点が緩やかに増加し、第回以降は横ばいであった。新規利用者の〜点のグループでは、新規利用者では全回を通じた平均点の変化が有意となっているが、平均点の増加幅が小さいため、意味のある結果と結論づけることは難しい。新規利用者の点以上のグループでは第回から第回にかけて平均値が減少し、第回以降は横ばいであった。継続利用者の点、〜点のグループでは、全回を通じて、ほぼ横ばいであ