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192)用具の選定様々な要素を考慮して用具の選定を行う□利用者の身体状況、介護状況、生活環境、利用中の福祉用具を踏まえて選定する<選定の際の視点>?利用者の身体状況:認知症の程度、進行状況、疾病の進行状況・進行速度、リハの効果による変化の予測を踏まえて選定する?利用者の介護状況:家族構成、主たる介護者、介護者の体格、体力、心身の状態を考慮する?利用者の生活環境(住環境及び介護環境):段差や動線等、住環境に合わせた色や材質、収納など福祉用具の管理方法を考慮する?利用者の使用中の福祉用具:他のサービスの利用状況等も考慮する□状況や必要性に応じて、福祉用具の販売、住宅改修等も検討・提案する□福祉用具が適切に選定されるよう、利用者に目録等の文書を示し、福祉用具の機能、特性、使用方法等の説明を行う□利用者の身体状況によっては、主治医やリハビリ職等に相談する★□新しい機器(介護ロボット等を含む)の導入を検討する際には、機器の特性、適用と禁忌、具体的な適用事例等についての情報を収集し、リハビリ専門職と相談する★□利用者が適切な福祉用具を選択できるよう、商品の特徴や貸与価格に加え、当該商品の全国平均貸与価格等を利用者に説明する★□利用者が適切な福祉用具を選択できるよう、複数の商品を提示する★?車いすや歩行器、歩行補助杖等の移動機器類は複数のデモ機を準備する?複数の種類がある商品の場合、特性の違いと費用の違い、その効果をきちんと説明する18