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41既存の調査において、1貸与期間あたりのコスト(図)をみると、福祉用具の種目別にコストの総額は2.3万円から19.4万円までの幅がある。コストの構成に着目すると「仕入れコスト」も1万円程度から11.2万円までの幅があり、種目別のコスト差の要素となっている。一方、サービスコストは1.0万円から1.7万円までの幅に収まっており、種目別の差はあまりない。1か月あたりのコスト(図)でみると、「車いす」「手すり」「歩行器」「スロープ」については、「仕入れコスト」に次いで「サービスコスト」が高い項目となっている。図福祉用具種目別貸与期間あたりコスト出典:平成27年度介護保険における福祉用具・住宅改修の価格等の実態に関する調査報告書(一般社団法人シルバーサービス振興会)39