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82?毎年定期的に開催し、用具の位置づけについて専門職が交流する場を維持していかないといけない。?“地域密着”がキーワードになっている。A最近5年での事業方針、ポイントの変化?個人情報の管理と活用が重要。自社のシステム事業部を中心にセキュリティに力を入れている。一方で情報を基に営業をかけているところもある。?利用者の福祉用具に関する知識は上がっている。?福祉用具貸与事業所に対する抵抗感は下がっている。?地域によっては価格競争がある。値段ありきということはある。B最近5年の新規参入状況?震災後は新規参入の動きはある(仙台は特に)。?差別化のために値段に差をつけることはできるが、安く売ると社員が育たない。対応について考えなくなる。そして、最終的に会社として事業が継続できない。C専門性の担保について?20代3年目までは訓練期間と考え、ともに学ぼう塾、ヤングアイといった研修機会を用意している。指導は事務員も含める。?営業の若手職員に事務の心得も含め、リーダー任命制をとっている。リーダーとして介護の2年目を受け持つ。?商品については5年間の現場での経験、成果につながった理由を若い職員に教える。教えると追い越されると考えている者もいる。?リーダーに任命するときにリーダー手当を多少つける。ボーナス3回出している。評価を4か月クールで行っている(3半期)。12月の忘年会の時に飲むだけの場にしないように、忘年会の前の夕方まで研修を行う。?営業一人ひとりに特化項目(13項目:得意とする用具種目)を設定し、ローテーションで発表会を毎月行う。(項目の例:紙おむつ)。D小規模でも特徴のある事業所の例?多角的にやっている事業所はある。その中に居宅介護支援事業所併設が複数個所あり、福祉用具も扱っている。サービスの一気通貫をねらった形態。?住宅改修と併せた福祉用具貸与に特化してレンタルを伸ばしている事業所もある。介護保険の住宅改修を営業のきっかけにしている。?短時間のセラピスト対応からワンストップで、貸与も伸ばしている事業所はある。居宅介護支援あり、訪問介護もあり。セラピストの数が多い。小規模多機能。