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814-2.福祉用具貸与事業所へのヒアリング調査結果(1)東北地域事業所のヒアリング結果概要1)ヒアリング対象秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県の福祉用具貸与事業所2)ヒアリング概要@事業所概要および特徴A)秋田県の福祉用具貸与事業所?福祉施設に対する姿勢を重視。住宅の営業は、福祉の現場にいて、住環境の大切さをわかっていることが重要。?テレビ会議は管理部からの通達や個人情報の問題等の知識を統一化するには良い手段である(本社会議室から配信)。?三か月の見習い期間に得意な分野を伸ばすことを重視している。B)宮城県の福祉用具貸与事業所?サービスの質をあげるために重要なのは、豊富な商品知識もあるが、最も重要なのはエンドユーザー、中間ユーザー(ケアマネ)との日頃のコミュニケーション。コミュニケーションの取り方を習得することが重要。人と人の付き合いができて、その上で専門性を学んでいくことが活きてくる。C)福島県の福祉用具貸与事業所?卸元と卸先という関係だけでなく、2か月に1回研修を行っている。勉強会の開催(感染症もテーマとして扱う)を10数年続けている。?質を上げるために重要視しているのは、人間教育。商品知識も重要ではあるが。D)岩手県の福祉用具貸与事業所?地域密着をモットーに各エリアで活動している。地域に根差したサービスを行っている。?相談いただければ福祉用具から住宅改修までノンストップでサービス提供できる体制づくりを柱としている。E)山形県の福祉用具貸与事業所?OJTは利用者ニーズに合わせて解決できる視点とケアマネの視点を重視している。?施設・社福と医療と合同で、毎年研修会を開催している。用具はあるが理解が深まらないという課題に対して、地道に看護師、リハ職を入れて毎年研修を実施している。