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■用具の選定に際して・身体機能の低下により生活状況が変化した場合、環境改善により介護負担軽減を求められた場合、適確に心身の状況を把握し適した福祉用具の選択、利用方法の指導、利用者に適合しているかを評価する。・推奨する用具を1つではなく複数提案してほしい。利用者の要望だけでなく、他サービスの状況も踏まえて提供してほしい・福祉用具で対応できることを最大に活かしてほしい。利用者の個性に合わせ、安全に生活を過して頂けるように相談できる人がいてほしい■退院、退所後、居宅での対応・利用者の身体変化に応じた福祉用具の選出と、それに関する詳しい説明をしてもらいたい。・一緒に同行してもらい住宅改修や必要な福祉用具を検討してほしい。・福祉用具の選定理由、想定される効果やできること、生活のイメージを説明すること。・福祉用具にのみ頼るのではなく、利用者の状態に応じて、能力が生かせて必要最小限の住宅改修や福祉用具の使用を提案する。・家族の介護負担を軽減でき、安全に在宅生活を過せるような福祉用具の使用を提案する。・住環境、同居家族の生活の支障の有無、デメリットがないかどうかを福祉用具の視点で考えてほしい(利用者本人の状態はケアマネはじめリハ職が情報提供できる)。・利用者の予後を予測した住宅改修や福祉用具の選定。・必要に応じて本人、家族とリハ職の間に入って頂き、利用者の状態変化、福祉用具の使用状況など情報の橋渡しをしてほしい。・リハ専門職と共同でより良い生活環境を整える。さらにその経験をもとに単独でも生活環境整備に関する支援が実施でき、必要に応じて連携、調整が行えることを期待する。・常に専門的に判断を提供し、他職種と連携して今まで以上に利用者が安心して安全に生活できるようにする。他職種もスキルアップが必要。・他職種と連携して選択した福祉用具の利用目的を適確に把握し、選択、フィッティングできる。・利用者の状態を他職種より情報収集し、その方に一番合った福祉良具を福祉用具専門職として主体的に検討、提案してほしい。・リハビリテーション及び医学的な知識を有し、専門的な用語でコミュニケーションでき、利用者様の状態に合わせて福祉用具の選定ができる事・リハ専門職と一緒に身体、能力を評価した上で、家屋調査を実施し、協働して福祉用具の選定やフィッティングを行う・通所事業所内でのリハビリテーション、生活場面で外出先と自宅の利用状況の評価で違いを確認し、画一的ではなく生活場面に応じた多様な福祉用具の情報を提供する・定期的な福祉用具の講習、操作の説明など■事業所向けの情報提供・施設職員に福祉用具の利用事例、新しい福祉用具の情報などを情報提供する。周知することで、その施設に関わる利用者の福祉用具の適否を評価できる。施設から事業所への相談も円滑に行え、多くの方に対応しやすくなるのではないか■困難事例対応・進行性疾患や神経難病等、動作能力の向上が難しく、一般的な用具の利用がしづらい利用者への対応では、利用者の残存能力に合わせて、効果的な用具の使用や指導を期待する。