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114(4)理学療法士資格制度の根拠理学療法士及び作業療法士法資格の概要?作業療法士は、同法に基づく名称独占の国家資格。?理学療法士はケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。?治療や支援の内容については、理学療法士が対象者ひとりひとりについて医学的・社会的視点から身体能力や生活環境等を十分に評価し、それぞれの目標に向けて適切なプログラムを作成します。(出典:日本理学療法士協会HP)福祉用具貸与サービスとの関係理学療法士はその資格をもって福祉用具専門相談員を務めることができる。また、介護給付費分科会などでの議論では介護給付サービスの質を高める観点から、福祉用具の選定、適用、利用指導などにおいて理学療法士の専門性に基づいた関与の機会を高めることが求められている。認定・専門理学療法士制度専門・認定理学療法士制度は,新人教育プログラム修了者を対象に、自らの専門性を高め、良質なサービスを提供する臨床能力を備え、理学療法の学問的発展に寄与する研究能力を高めていくことを目的としています。新人教育プログラム修了者は7分野(基礎理学療法、神経理学療法、運動器理学療法、内部障害理学療法、生活環境支援理学療法、物理療法、教育・管理理学療法)のいずれかひとつ以上の分野に登録し、認定理学療法士、専門理学療法士を目指します。(出典:日本理学療法士協会HP)