■ページ本文テキスト■

107【参考】認定介護福祉士の検討案(「認定介護福祉士制度構築に向けて平成25年度検討結果の概要」)http://www.jaccw.or.jp/pdf/chosakenkyu/H25/H25_nintei_gaiyo.pdf1.認定介護福祉士のねらい○生活を支える専門職としての介護福祉士の資質を高め、@利用者のQOLの向上A介護と医療の連携強化と適切な役割分担の促進B地域包括ケアの推進など介護サービスの高度化に対する社会的な要請に応える。【社会から期待される成果】・生活機能の維持・改善により、要支援・要介護度が改善される・障害に応じた生活環境が整備され、地域での自立生活、社会参加ができる・重度の認知症となっても地域生活を継続することができる・医療の必要性が高くても、早期に退院し、施設や在宅で生活できる・口腔機能の維持向上、排泄の自立、BPSDの減少などがはかられる・地域生活を継続しながらその人らしい終末期を迎えることができる○介護の根拠を言語化して他職種に説明し共有したり、他職種からの情報や助言の内容を適切に介護職チーム内で共有することで、他職種との連携内容をより適切に介護サービスに反映することに寄与する。○介護福祉士の資格取得後の継続的かつ広がりを持った現任研修の受講の促進と資質の向上を図る。つまり、介護福祉士資格取得後も介護業界で努力し続け、継続的に自己研鑽する拠り所となる。(このことにより人材の定着率を高める)○介護福祉士の資格取得後のキャリアパスの形成2.期待される役割○介護職チーム(ユニット等、5〜10名の介護職によるサービス提供チーム)に対する教育指導、介護サービスマネジメントを行い、介護職チームのサービスの質を向上させる役割(施設・事業所の介護サービスマネージャー)○地域包括ケアを推進するため、介護サービス提供において他職種(医師、看護師、リハビリ職等)との連携・協働を図る役割(介護サービス提供における連携の中核となる者)○地域における、施設・事業所、ボランティア、家族介護者、介護福祉士等の介護力を引き出し、地生きの介護力の向上を図る役割(地域における介護力向上のための助言・支援をする者)