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1045.他の介護サービスの資格基準と人材育成方針について介護保険サービスの提供において福祉用具専門相談員と関わりを持つ他の職種における資格基準、特に上級資格に留意してそれらの基準と人材育成の考え方についての情報を収集し、整理した。【対象とする職種等】・介護支援専門員、主任介護支援専門員・ホームヘルパー、介護福祉士・リハビリテーション専門職(1)介護福祉士資格制度の根拠社会福祉士及び介護福祉士法資格の概要?介護福祉士は、同法に基づく名称独占の国家資格。?介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行う。?並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者をいう。(出典:厚生労働省HP)今後の方向性身の回りの世話をするだけの介護から、高齢者や障害者等の生き方や生活全体にかかわることで利用者の暮らしを支え、自立に向けた介護利用者や家族と共に実践することへと変わってきています。国民の福祉サービスの充実・向上の中心的役割を担っている資格者として、1)豊かな感性、2)洞察力・情報分析能力、3)介護目標・計画の立案能力等求められ、チームケアの一員として高い評価が得られることが必要。(出典:日本介護福祉士会HP)資質向上方針2007年の法律改正「社会福祉士又は介護福祉士は、社会福祉及び介護を取り巻く環境の変化による業務の内容の変化に適応するため、相談援助又は介護等に関する知識及び技能の向上に努めなければならない」と資質向上の責務も明記。認定介護福祉士の検討法改正に伴う付帯決議等を踏まえて、下記を指向した検討を行っている。○重度の認知症や障害を持つ者等への対応ができ、サービス管理等の分野において、より専門的対応ができる人材を育成○高い専門性を認証する仕組みの構築○介護福祉士資格取得後のキャリアパスの仕組みの構築