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913-2.ヒアリング調査結果(1)介護支援専門員Q2:福祉用具貸与事業所や福祉用具専門相談員との関わりについて・主として3事業所に依頼。他との違いは、選定の際にアドバイスをもらえる、スピーディーに対応してもらえる点。地域の中でかかわりを持つことで地域のために連携ができる。・緊急時に対応してもらえるので近くの事業所に依頼している。・緊急退院などがあった場合に、休日でも動いてもらえると助かる。・信頼できるところは4箇所。緊急時に対応してくれる。土日でも2,3時間で来てくれる。・本人の身体状況と福祉用具のマッチングを適切に教えてくれる相談員がいるところが助かる。例えば、ドアの手すりをつけるとき、両方から手が入れられる手すりのつけ方や、本人の指先がきかない場合のグリップの形など、身体状況にあった提案力が高いほうがよい。・利用者に紹介したときに、その場でアドバイスいただいたことがよかった。本人にも満足できるものが取り付けられた。・(地域包括支援センター)身体状況、環境、動線を見てアドバイスをもらえるとよい。よくないのは、家族の言いなりやアイディアがないもの。がん末期など急いでいるとき、状況や要望を汲み取ってくれて、プラスアルファの提案がある場合などがありがたい。・予測していたもの、考えられることをいくつか用意してくれるとよい方を選べる。相談がある方は、早い対応を求めている。・介護保険が始めてで、書類や手続きがわからない利用者に、何度もやさしく説明してもらえると助かる。・たくさんつければ家族が安心するが、専門家として自立に向けたアドバイスがほしい。・住宅改修と福祉用具の両方に知識が必要・緊急性、専門的知識の2つがある。対応力の中で、お願いする中で予後予測ができる専門性が求められる。プラスの提案、代替案が提示できる能力。制度が複雑になるので説明能力も重要。Q3.福祉用具専門相談員に対する評価について・相手の言った言葉通りではなく、その裏を読める人がよい。表現できない高齢者、本当のところは何に困っているのかを汲み取れる。ケアマネジャーにも共通する。接遇、コミュニケーション、生活の動線、トイレ、お風呂など何をするためにどう動いていくのか、アセスメント能力があるとよい。