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87に関する知識であるが、「十分知識がある」が約2割、「概ね知識がある」まで含めると6割を超えていた。・業務遂行能力については、介護支援専門員から見た平均的な相談員では、「十分できている」「概ねできている」の合計の割合はほぼ6割〜7割であるが、「リハ専門職との連携」「その他の職種との連携」は4割程度と低い。・信頼できる相談員は、「十分できている」の割合が「リハ専門職との連携」「その他の職種との連携」では25%程度である以外は、4割〜6割程度と高い評価になっている。「概ね知識がある」まで含めると全体的に8割を超えているが、「リハ専門職との連携」「その他の職種との連携」では7割未満であった。(3)「専門的知識・経験を有する福祉用具専門相談員」に求められる知識及び経験について1)「専門的知識・経験を有する福祉用具専門相談員」に求められる知識について・管理者と福祉用具専門相談員はほぼ同様の結果であり、「福祉用具の種類、役割、機構、適用に関する幅広く正確な知識」「介護保険制度や福祉用具貸与サービスに関する最新かつ正確な知識」の割合が高かった。・介護支援専門員の回答もほぼ同様であるが、「高齢者の日常生活の基本動作、個別性、生活リズム等についての経験に基づく具体的な知識」の割合が他の職種よりもやや高かった。・リハ専門職の回答は、他の職種とほぼ同様であるが、「新製品に関する最新の詳細な知識」の割合が高かった(特に訪問リハが高かった)。2)「専門的知識・経験を有する福祉用具専門相談員」に求められる役割(能力)について・管理者と福祉用具専門相談員はほぼ同様の結果であり、「利用者の心身の状態や環境、生活の目標を踏まえて適切な福祉用具を提案すること」「利用者や環境に応じてフィッティング・適合すること」「導入後の利用状況や変化を適切に評価し、用具の変更等を検討すること」の割合が高かった。・介護支援専門員の回答は、上位2項目は福祉用具貸与事業所管理者と同じであるが、「制度に沿った効果的な用具活用方法等についてケアマネジャーに情報提供すること」「利用者の介護環境(家族・介護体制、経済状況など)を的確にアセスメントすること」「サービス担当者会議において福祉用具利用の観点から発言・説明すること」「利用者がどのような介護技術で介護されているかを踏まえた適合・利用指導をすること」など、説明や発言、情報提供をより強く求めていた。・リハ専門職の回答は、上位1項目は福祉用具貸与事業所管理者と同じであるが、2番目