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84提供できるように努めてほしい。・その用具を使用することによる利点や使用上の注意点を「福祉用具の専門(家)」という立場を持って説明する役割を期待。・身体状況やADL能力などリハ専門職が伝える情報に基づいて最良の用具を選定してほしい。・福祉用具を利用することでどのような生活ができるかを利用者、家族、他職者へ伝える。■用具の選定に際して・身体機能の低下により生活状況が変化した場合、環境改善により介護負担軽減を求められた場合、適確に心身の状況を把握し適した福祉用具の選択、利用方法の指導、利用者に適合しているかを評価する。・推奨する用具を1つではなく複数提案してほしい。利用者の要望だけでなく、他サービスの状況も踏まえて提供してほしい・福祉用具で対応できることを最大に活かしてほしい。利用者の個性に合わせ、安全に生活を過して頂けるように相談できる人がいてほしい■退院、退所後、居宅での対応・利用者の身体変化に応じた福祉用具の選出と、それに関する詳しい説明をしてもらいたい。・一緒に同行してもらい住宅改修や必要な福祉用具を検討してほしい。・福祉用具の選定理由、想定される効果やできること、生活のイメージを説明すること。・福祉用具にのみ頼るのではなく、利用者の状態に応じて、能力が生かせて必要最小限の住宅改修や福祉用具の使用を提案する。・家族の介護負担を軽減でき、安全に在宅生活を過せるような福祉用具の使用を提案する。・住環境、同居家族の生活の支障の有無、デメリットがないかどうかを福祉用具の視点で考えてほしい(利用者本人の状態はケアマネはじめリハ職が情報提供できる)。・利用者の予後を予測した住宅改修や福祉用具の選定。・必要に応じて本人、家族とリハ職の間に入って頂き、利用者の状態変化、福祉用具の使用状況など情報の橋渡しをしてほしい。・リハ専門職と共同でより良い生活環境を整える。さらにその経験をもとに単独でも生活環境整備に関する支援が実施でき、必要に応じて連携、調整が行えることを期待する。・常に専門的に判断を提供し、他職種と連携して今まで以上に利用者が安心して安全に生活できるようにする。他職種もスキルアップが必要。・他職種と連携して選択した福祉用具の利用目的を適確に把握し、選択、フィッティングできる。・利用者の状態を他職種より情報収集し、その方に一番合った福祉良具を福祉用具専門職と