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83【D.リハビリテーション専門職票】■全般・利用者の身体状況や生活環境、生活習慣に応じた福祉用具の詳しいアドバイスいただきたい。・家族、利用者、ケアマネ、施設職員等へ情報の提供、物品を使っての実習など行う役割を期待する。・実際に生活の場を確認して必要と考えられる福祉用具を複数検討し、アフターケアを充実させる。より良い福祉用具があればその更新も提案してほしい。・利用者の状態変化や介護環境を的確にアセスメントし、利用者への適合、利用方法を具体的に指導し、その後の利用状況・変化を評価し、変更を検討できれば理想・福祉用具についても幅広い選択肢を提案し、積極的に多職種と連携して頂きたい・利用者の状況を確認し、必要時には通所リハ等の事業所等にも積極的に提案してほしい・ケアマネジャーやセラピスト(PT、OT)などとコミュニケーションできる人材育成が必要。事務所の経営的な事よりも利用する人の事(ADLなど)を考えた行動をしてほしい・福祉用具の種類、使い方など、ケアに関わる方々に知ってもらうことにより、多職種の視点から用具の提案が出てくる.リハビリスタッフだけでなく、介護者、介護士、ケアマネへの情報発信をしてほしい。■退院時カンファレンス、サービス提供担当者会議、居宅訪問指導に際して・退院前より関わりを持ち、本人の心身や生活環境などを他職種とアセスメントし、福祉用具専門相談員としての必要用具の提案を行う。・病院や医院から要望があれば、退院・自宅復帰を控えた患者、家族に対し福祉用具の説明をしてほしい。・経験による幅広い知識をサービス担当者会議等の場面で提案してほしい。PT、OTの専門知識も生かして協同できることが大切。・福祉用具、貸与に関する制度、経験に基づいてサービス担当者会議、退所時カンファレンス、家屋訪問指導で具体的な助言、提案をして頂きたい・先々の変化の見通しとそれに伴う福祉用具利用の変化に関しての見解を発信し、利用者、家族から信頼を得られるような存在になってほしい・貸与やメンテナンスだけでなく、利用者の変化に応じて福祉用具専門の観点から一緒に検討し、福祉用具を使用した介助方法などについても家族に指導、アドバイスすることが必要。・リハ専門職が居宅でイメージしていることが可能なのか、他の手段があるのかなど、話し合いがしやすい。・担当者会議等リハ、ケアマネと協同の場では、導入対象者の背景、因子、能力を十分に情報