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114.2利用者の選定モデル事業の対象となる利用者を選定します。4.2.1目標とする利用者数現在施設で、以下の福祉用具を利用している入所者、または利用することが望ましいと判断される入所者を、それぞれ下記の人数だけ選んでいただきます。ア.車いす4名程度イ.床ずれ予防用具等3名程度※福祉用具の種類によって該当する利用者が想定数と異なる場合には、事業予算の中で配分を検討しますので、福祉用具貸与事業所とご相談ください。4.2.2選定の方法より高機能の福祉用具、あるいは利用者の状態により適合した用具の利用が望ましいと判断される利用者や、福祉用具の利用により状態の変化、生活行動の改善などの効果が期待される利用者を選定します。【選定のポイント】福祉用具種類選定のポイント、条件など車いす車いすを利用することにより、離床時間が長くなったり、自発的な活動が増えることが見込まれる方調整機能のある車いすを利用した方が望ましい方機種(自走式・介助式など)を変更した方が望ましい方など床ずれ予防用具比較的重度の方床ずれが発生しやすい方床ずれの発生が予想される方など介護老人保健施設では、実証事業期間中に退所が想定される方を優先してください。退所が想定される場合は、利用期間が4か月に満たなくても差し支えありません。用具を利用することで状態や生活行動に変化が起こり、実証事業期間中に用具の変更(たとえば車いすの機種変更など)が予想される利用者が含まれると理想的です。モデル事業実施期間中に継続して福祉用具をご利用できる方が望ましいですが、選定した対象者が、モデル事業期間中に退所する場合があってもかまいません。