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49図表47業務の変化の回答内容および理由(自由記述)の整理(表中【A】は介護老人福祉施設、【B】は介護老人保健施設を示す)視点回答状況その理由福祉用具の選択しやすさについて10人中、全員が選択しやすくなったと回答・福祉用具の種類が多かったが福祉用具専門員指導のもと個々に合った用具を選定することが出来た。【A】・利用者にあった福祉用具を選ぶことができた。【A】・選定について相談できること。【A】・施設では限られた福祉用具の提供になるが、今回のモデル事業は利用者の状態に応じて、必要な福祉用具が選択でき、効果的な選択が行えた。【B】など福祉用具の調整・適合のしやすさについて10人中、8人が調整・適合しやすくなったと回答・モニタリング後、入居者の希望や介助者からの不具合等を踏まえ、その都度用具の調整を行うことが出来た。【A】・離床時、車いす上での体位に変化をつけることができた。結果離床時間が長くなった。【A】・ちょっとした調子やトラブルに対しすぐに対応してもらえる。【A】・入所者に合わせたセッティングはしやすくなったが、調整の幅が増えた分、調整時間が増加した。【A】・さまざまな調整機能付きの道具を使用することで、適合がしやすくなった。【B】・利用者の状態や目標は変化をするので、モデル事業ではその都度状況に応じて変更が行えたことで、より生活しやすい状況に向けて、調整や適合を行うことが出来た。【B】・“種類がある”ので選択幅が広がった。【B】・用具の操作(調整)に慣れるのに時間がかかる全員に伝わりにくかった。(使用してみないと適合がわからない)【B】などリハビリ指導のしやすさについて10人中、4人がリハビリがしやすくなった・負担が軽減した、5人が特に変化はないと回答・車いすを自操される利用者が自操しやすくなった。【A】・導入初期は使用方法、調整などの指導負担は増えるが、長期的には負担は軽減された。【A】・日々の活動性に変化があるため、モチベーション向上を図りやすくなった。【B】・介護老人保健施設のリハビリにおいては、身体に対するアプローチだけではなく、環境面も含めたアプローチが重要である。モデル事業では、現在の利用者の状況に応じた福祉用具を選択できるため、これまで適合した車いすを準備できない為に、離床できなかった利用者が、段