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46図表43どのような場合に有効であるか(自由記述)介護老人福祉施設・入居者のニーズや状態に合った福祉用具を使用する事で、自立支援や自信に繋がる。・利用者の状態像は日々変化する。施設内の用具だけでは状態像にあった福祉用具の適用ができない場合が多く、そのような時に有効である。また、施設が保有している福祉用具に限りがあり必要時使用できないことも多くあり、自立を妨げてしまうことがある。・入居者の状況は変化していくのでその時々で必要な福祉用具は変わってきます。その時に必要なものが必要に応じてレンタルできるとよいと考えます。・施設にある福祉用具には限りがあり、入所者の体調や状況に合わせた福祉用具の選択ができる。管理は大変だが、介助時間の短縮などが考えられる。・利用者個々にあった福祉用具を選定することが重要であり、その結果で、利用者が有意義で快適な日常生活になり、その人らしく過ごして頂けるような、つまり、クオリティを高めてもらえたのではないかと、体験を通しておおいに有効であると思いました。介護老人保健施設・施設から在宅復帰される方もおり、施設生活の時点で在宅に向けた福祉用具を使用した在宅に近い環境で練習や生活をすることが望ましい。・利用者の個別に合わせて福祉用具を用意できる。・本人に合った道具を選択する事が可能になり、QOLの向上、ADLの向上に繋がる。また、在宅復帰率の向上、介護負担の軽減にもつながり、介護者の腰痛対策にもつながる。・褥瘡対策としてのエアマット、利用者の状況にあわせて調節できるモジュラー型車いす、重度の利用者が生活できるティルト・リクライニング型車いす(アームサポート・レッグサポート着脱できるもの)。これらは、近年重度化する介護保険施設の利用者の尊厳ある生活と、介護者の腰痛対策のためには必要不可欠なものだと考えます。・入所者のADLが低下した時、一般状態が変わった時などその時の状態にあった用具を使用できる点は購入することがなく短期間の利用が可能であることが有効である。