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42【介護老人保健施設】・利用した福祉用具の操作性や利便性に個々の職員が興味を持つようになった。・福祉用具に関する意識が高まった。・病棟ごとではなく、施設内で一元的に管理するシステムに変更する取り組みを始めた。そうする事で、より利用者個人に合った選択が可能となる。・施設にはなかった福祉用具を知り、他の利用者にも適応できないかとの意見が挙がった。・業務の中で福祉用具に目を配ったり、いろいろな物を試し、ひとりひとりに合った物を提供した方が良いという考えに意識が向くようになった3)福祉用具の適用判断、利用指導について入所者に対する実質的な福祉用具の必要性の判断については、通常時は「明確に決まっていない」施設が4施設あったが、モデル事業では、「介護スタッフとリハ専門職による協議(チーム方式)」「介護スタッフ」「作業療法士、理学療法士、言語聴覚士」が実施していた。全体として「介護スタッフとリハ専門職による協議(チーム方式)」で行う施設が4施設と多かった。図表35入所者に対する実質的な福祉用具の必要性の判断合計医師作業療法士(OT)、理学療法士(PT)、言語聴覚士(ST)医師とリハ専門職による協議(チーム方式)施設のケアマネジャー介護スタッフ介護スタッフとリハ専門職による協議(チーム方式)明確に決まっていないその他無回答5010001210100.0%0.0%20.0%0.0%0.0%0.0%20.0%40.0%20.0%0.0%5000012110100.0%0.0%0.0%0.0%0.0%20.0%40.0%20.0%20.0%0.0%合計医師作業療法士(OT)、理学療法士(PT)、言語聴覚士(ST)医師とリハ専門職による協議(チーム方式)施設のケアマネジャー介護スタッフ介護スタッフとリハ専門職による協議(チーム方式)明確に決まっていないその他無回答5020001200100.0%0.0%40.0%0.0%0.0%0.0%20.0%40.0%0.0%0.0%5010002101100.0%0.0%20.0%0.0%0.0%0.0%40.0%20.0%0.0%20.0%通常の状況モデル事業における状況4.(1)入所者に対する実質的な福祉用具の必要性の判断は誰が行っていますか【介護老人保健施設】通常の状況モデル事業における状況4.(1)入所者に対する実質的な福祉用具の必要性の判断は誰が行っていますか【介護老人福祉施設】入所時点での入所者の状態像にあった福祉用具の適用については、通常は「状態像にあった適用ができている入所者は少ない」が4施設あったが、モデル事業では「ほぼ全ての入所者について、状態像に合った適用ができている」または「特定の状態像の入所者を除いて、状態像に合った適用ができている」と回答した施設が大半を占めた。