■ページ本文テキスト■

322)床ずれ防止用具の利用事例事例4103歳女性慢性心不全・骨粗鬆症・変形性脊椎症臥床中心の生活で表皮剥離、床ずれのリスクが高かったが、除圧性が高く、起居動作の妨げにならない程度の反発性が得られるタイプのマットを導入した。腰痛が軽減し、表皮剥離も発生せず、離床時間が徐々に長くなり、ADL向上につながっている。終了時福祉用具利用者の状態目標・施設では、現在ある福祉用具を何とかあてはめて利用している。居宅同様、ご本人に合った福祉用具を利用することが、生活の質の向上につながる。状態が変わる利用者全て合わせて購入することは不可能なのでレンタルが望ましい。【介護支援専門員】・体調変化を早期発見し、皮膚状態が悪化しないように注意する。家族と協力し少しでも食事を食べていただけるように支援する。・介助量の軽減・疼痛の緩和なし↓床ずれ予防低体重者向け体圧分散マット腰痛があり、高齢である為臥床中心の生活であり、その為か臀部に表皮剥離が繰り返し出来ていた。意欲はあるが腰痛の為、臥床中心の生活。除圧がしっかり行えていてスキントラブルが減少し。表皮剥離はできていない。腰痛が軽減し、食事時など30分程度は車いすに座る事が可能。腰痛の訴えも減り離床時間が延びた。モデル事業前↓モデル事業開始モニタリング1モニタリング2床ずれ予防低体重者向け体圧分散マット床ずれ予防低体重者向け体圧分散マット・褥瘡リスク回避の為、除圧性の高いマットを提案。・起居動作の妨げにならない程度の反発性が得られるタイプ・発赤などから表皮剥離へ繋がる要因は見られない。・褥瘡発生もなく体動の妨げになっているような訴えもないため継続利用。職員の意見一度の離床で45分程度は可能。褥瘡を予防でき腰痛の軽減から離床時間が延長し、ADLの向上に繋がった。継続利用。介護老人福祉施設床ずれ予防A4イ2褥瘡予防においても福祉用具が職員の手助けに繋がる。福祉用具のレンタルによりケアだけでは対応しきれない部分に幅広く対応できるのではないか。【看護職員】