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31事例3●歳●性関節リウマチ頚髄症右人工関節置換術昼食時とリハビリテーション時のみ離床の生活から、用具を活用することで、移乗介助のしやすさや移動の自立を目指した。離床時間が長くなり、活動が拡大して積極的な交流が増えるとともに、ADLが拡大し、起居、座位、トイレへの移乗が改善した。終了時福祉用具利用者の状態目標日常生活に変化が見られ、意欲が向上した。個々にあった福祉用具を選定することの大切さを改めて実感した。【介護職員】施設でのレンタルが可能となれば、長期入所者に対しても、より個別的な対応がスムーズに行えるのでは。【看護職員】・ベッド上での生活から離床した生活へ。活動的な施設生活を送る。・本人の希望に添い、生活の質を高めるよう支援する。・生活活動を拡大し、移乗の自立ADL動作の獲得を目指す。・低床用車イス・滑りすわり防止クッション↓横乗り車いす+トランスファーボード付き昼食時とリハビリテーション時のみの離床。自立心が強く、生活目標を自ら決める。離床回数アップにともない、時間も増大。トイレで排泄したい、集団活動へ参加したいなどの希望が出、意思表示しっかりされている。離床回数・離床時間の増大。集団活動への参加率アップ。利用者間の関わりも増え、精神的にもアップ。ADL動作拡大。ベッドをギャッジアップし、その後端座位になることが出来始めている。介護老人保健施設車いすモデル事業前↓モデル事業開始モニタリング1モニタリング2横乗り車いす+トランスファーボード付き横乗り車いす+トランスファーボード付き・離床の増大を目指す・膝への負担が少ない移乗を車イス機能で補う。身体を持ち上げなくても横からの移乗が簡単にでき、ベット等への移乗負担を軽減する。・移動全般、座位活動時の椅子アームレストはトランスファーボードとして利用。・勉強会により、介護職員が移乗介助可に。・移乗介助のし易さとともに、移乗自立を目指す入所中に利用しそのまま在宅復帰時、自宅で使用することが可能であれば、慣れた物的環境下で生活が送ることも出来、セラピスト側もリハ内容をアプローチしやすい。【機能訓練指導員】。職員の意見アクティビティ参加が増え、積極的な交流。起居動作が自立し、移乗動作自体も軽介助で可能になる。車いす駆動のし易さ(移動の自立を図る)。B5ア5