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30事例281歳女性左大腿骨転子部骨折、腰椎圧迫骨折身体状況にあった車いすを導入して姿勢の崩れと腰痛を防ぎ、自力駆動、自力での食事が可能となった。積極的な離床につながり、できることが増加し、生活への意欲が高まり笑顔が増えた。介助負担も軽減した。終了時福祉用具利用者の状態目標利用者さんのできることが増えるのを見るのは嬉しい。環境設定が大事だということに気付かされた。【介護職員】選定については難しいが、詳しいスタッフがいると助かる。利用者さんのためにも実現すべき。【看護職員】姿勢の崩れによるADL(食事動作や車いす駆動等)の介助量軽減、出来る事を増やすように支援する。腰痛の軽減、悪化予防を行う。普通型車いす【施設備品)↓ウィング・スウィングアウト車いす+自己膨張クッション痛みが強く、車いす上での姿勢の崩れが強かった為積極的な離床に繋がらない。座位時も姿勢が崩れ、ADL介助量の増加、離床時間も短い状況車いすの適合、調整により姿勢は良好となり、食事摂取が自力で可能、時間の短縮に繋がり本人のできる事の増加や、身体的負担の軽減につながった。腰痛も軽減し、離床時間が延長。体の幅にあった車いすに変更し、自力駆動が可能となったこと、姿勢が安定したことで生活への意欲、モチベーションが向上し、笑顔が増えた。また、腰痛の軽減が積極的な離床に繋がった。介助量も減少。上記の状態を維持。介護老人保健施設車いすモデル事業前↓モデル事業開始モニタリング1モニタリング2ウィング・スウィングアウト車いす+自己膨張クッションウィング・スウィングアウト車いす+自己膨張クッション姿勢が崩れにくい。アームサポート・フットレストの開閉着脱ができることで排泄時の介助負担軽減を目指す。姿勢の崩れは改善したが、ハンドリムに手が届きにくいことから同機種で座幅の狭いタイプに変更。選択肢の幅が広がるのはとても大事なこと。適合しない道具を使い続けることが機能低下につながること、適合する道具が機能向上につながることを再認識した。【機能訓練指導員】職員の意見B3ア3