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212.5.2適合調整・利用指導福祉用具専門相談員が適合調整を行い、利用者、担当の介護職員への利用指導を行います。福祉用具担当職員やリハ専門職も立ち会うことが重要です。適合調整は利用者の体格、身体状況に対して行うことが基本です。使い勝手や細かい調整幅などより最適な適合を実現するためには、搬入時に候補となる用具を2、3種類用意してもらい、使い比べて適合させることもあります。利用指導では、基本的な使い方を指導するとともに、安全に利用するための留意点も指導します。介護計画などとと齟齬が生じないかという点にも考慮します。2.5.3初期モニタリング導入後、1週間から10日以内に、福祉用具専門相談員が初期モニタリングを行い、適合状況を確認します。状況に応じて福祉用具を交換します。【ご参考】在宅サービスでは、福祉用具専門相談員は、以下のようなプロセスで福祉用具の導入を行っています。高齢者介護施設においても、同様の仕組みで利用者の状態に応じた用具を利用することが可能となります。情報提供相談アセスメント用具選定契約搬入・設置利用指導・適合調整フォロー・モニタリング※搬出消毒・保管業務ケアマネジャーが行うアセスメントとは別に福祉用具貸与事業者として実施するアセスメントを意味しています。