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80図表54モデル事業の期間について(自由回答)4.モデル事業の期間について事業所A福祉用具の種類により状態変化が出難く、福祉用具の機種の変更になるケースが少なかった。事業所B【期間は短かった】お互いに初めての経験だったこともあり、また、お互いに通常の業務を行いながらの動きであった為、最初の1〜2ヶ月間は手探り状態での動きでした。後半の2ヶ月間でようやくお互いの様子を把握しての動きに変わってきましたが、慣れた頃にはもう終了になってしまいましたので、半年から1年くらいの期間は欲しかったように思います。【期間は短かった】福祉用具を導入することで明らかにケアスタッフは楽になったようですが、利用者の身体機能向上を見守りたかった為。事業所C【期間はちょうど良かった】施設に入所した方にとって4ヶ月の実施期間はちょうど良いと感じました。歩行器などは導入後、継続的なリハビリを受け、ちょうど歩行に慣れてきました。エアマットなどは床ずれ発症から完治までの経過を確認することができました。既に床ずれが発症している患者は床ずれの有無や栄養状況しか確認できておりませんが期間にはきりがありませんでしたので4ヶ月が最良と感じました。事業所D【期間は短かった】用具がすぐに決まった方にはちょうど良かったが、なかなか決まらなくて何度も用具を変えている方にとっては、その効果を検証する期間が取れなかった。事業所E【期間は短かった】4か月では少し短いと感じた。4か月目くらいから結果の出る方も多数いたので、期間は6ヵ月位に設定した方がいいのではないでしょうか(福祉用具事業所、施設様には負担が増えますが)。図表55その他(気付いたこと、全体的な感想など)(自由回答)5.その他(気付いたこと、全体的な感想など)事業所A今回は全て手書きでの報告書の作成でしたが、施設内においてもネットワークを利用し、職員同士でやりとりを行っているとのことで、出来ればデータベースでのやりとりのほうがスムーズだったのではないかとのお話をいただきました。事業所B在宅では、介護している家族に主介護者がおり用具の取扱や効果を確認していただくことができましたが、施設では基本的に各フロアに1名の介護主任が対応しており細かいことは介護士等スタッフがお世話をしています。施設には福祉用具レンタルが有効だと思いますが、金額の負担と用具導入の決定権について整備する必要があると感じました。また、制度に頼るのではなく独自のサービスがあっても良いのではと感じました。いずれにしても貴重な経験となりました。ありがとうございました。事業所C今回、施設への初回説明から実際の開始まで期間が空いたことで施設側、弊社双方とも「やるぞ!」という熱気が冷めてしまった感があります。期間が空いた原因の同意書ですが、協会への報告に個人名を出さないのであれば施設と福祉用具貸与事業者との契約書の中に入れておけば別途作る必要がなかったと思います。これから日福協として色々なモデル事業を受けていかれるでしょうから、その点を改善していただきたい。事業所D冬場は施設様においてインフルエンザ、ノロウィルスなどが発生する場合もあり、発生した場合出入りの制限がかかる、事業所の担当者、施設様の担当者が発症して休む場合もありますので、実施時期は春の時期がいいのではないでしょうか。