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68(2)職員の意識の変化について職員シートについて、施設種類別で集計した結果を以下に示す。担当チームについては、介護老人福祉施設では、介護職員、介護支援専門員、看護職員、生活相談員、機能訓練指導員などから構成されていた。介護老人保健施設では、看護職員、介護職員、介護支援専門員、機能訓練指導員などから構成されていた。図表46担当チームの職種図表47回答者の職種モデル事業における業務については、以下のような変化が報告された(詳細は図表49を参照)。・福祉用具専門相談員の助言が得られることや選択肢が広がることから用具の選択がしやすくなった。・調整可能な福祉用具を利用することができ、調整がしやすくなった。・在宅で使用する予定の用具を施設の中から使用することができるため、スムーズなリハビリ在宅支援につながった。・移乗の際の介護負担や入居者様の足をぶつける等のリスクの軽減や姿勢の安定などにより介護がしやすくなった。・エアマットの使用により体位交換の時間等が短縮されることや、身体に合った用具にすることで、本人のできることが増えることにより介護の時間が短縮だれた。・在宅で使用する用具を施設の中で使用できることは、在宅に向けた指導においてメリットが大きかった。・利用者については、生活における行動範囲も広がり自立に対する意識に変化が見られた。・職員の意識としては、もともと自立支援を意識していたが、自立に向けた支援方法の選択肢が広がった、福祉用具の有効活用が介護量軽減や対象者の活動量増加に繋がることが体験できた、他の利用者に対しても福祉用具の選択について考えるようになった。・全体としては、個々にあった福祉用具使用の大切さや必要性を改めて実感することができた。・選択、調整を行う時間は増大したが、利用者のQOL・ADL向上につながり、結果的に負担が軽減した。合計支援相談員・生活相談員介護支援専門員介護職員看護職員機能訓練指導員その他無回答52353200100.040.060.0100.060.040.00.00.082678520100.025.075.087.5100.062.525.00.0担当チームの職種介護老人福祉施設介護老人保健施設合計支援相談員・生活相談員介護支援専門員介護職員看護職員機能訓練指導員その他無回答51020011100.020.00.040.00.00.020.020.080221310100.00.025.025.012.537.512.50.0介護老人福祉施設介護老人保健施設あなた(記入者)の職種