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674)施設における福祉用具のレンタルの有効性について施設における福祉用具のレンタルの有効性については、すべての施設が有効であると回答した。どのような場合に有効であるかという問に対しては、「レンタルが可能になることでご本人の心身の変化に合わせた福祉用具を使用していただくことが可能になりご本人の自立支援にも有効」などの回答が見られた。図表44施設における福祉用具レンタルの有効性図表45どのような場合に有効であるか(自由記述)介護老人福祉施設・施設に入所してしまうと、福祉用具は購入しなければならないが、レンタルすることが可能であれば、入居者の負担が少なくて済む。・ADL、身体状況の変化に対応できる。・一日の大半を過す物として本人の状態に合った物を使用することで、行動範囲が広がったり、口腔摂取を継続することができたりしますが、その都度毎に車いすを買い替えることは困難です。都度本人にあった物を使用することが自立支援につながることを考えるとレンタルであれば都度本人に合った物に簡単に取り替えができてよいと思います。・施設入所者の方はADLの変化に伴って福祉用具を変えるには購入になり予算的に困難な事が多い。ひっ迫している方からになると自立支援という観点は後回しになっていた。利用者にとっても有効になると思います。・用具については、普段使い慣れていない用具であったことから、使いにくさはあったが、使用される方に適合した用具を使用することで改善されたことが多く見受けられた。QOLの向上にもつながると感じた。介護老人保健施設・施設の備品はスタンダードタイプの福祉用具が多く、利用者個々に合わせた対応ができないのが現状である。レンタルが可能になることでご本人の心身の変化に合わせた福祉用具を使用していただくことが可能になりご本人の自立支援にも有効である。また居宅と同じ環境を提供することで安心感にもつながる。・利用者の状態に合わせた用具が調達できる。・個別対応が可能である。・身体の変化により福祉用具を変更するとき、標準型の福祉用具では不具合な時。・利用者さん個人に合ったものが提供できる。・利用者さんに道具を合わせることができる。・在宅支援に繋がる。5500100.0100.00.00.05500100.0100.00.00.0介護老人福祉施設介護老人保健施設入所者の自立支援を図る観点から、入所中の入所者に対して福祉用具の貸与(レンタル)は有効であると思いますか