■ページ本文テキスト■

25(2)変化の概要4時点でのデータを取得している108ケースのうち、(1)に示した利用者の変化の項目に該当するケース数を、利用する福祉用具の種類別に整理して以下に示す。図表24利用者の変化が見られた件数区分効果があった件数機能的自立度評価表(FIM)車いす9件ベッド・いす・車いすの移乗の改善6件トイレへの移乗の改善6件移動動作(歩行・車いす)の改善5件歩行補助具9件ベッド・いす・車いすの移乗の改善4件トイレへの移乗の改善3件移動動作(歩行・車いす)の改善2件階段の昇降の改善3件床ずれ予防用具5件ベッド・いす・車いすの移乗の改善5件トイレへの移乗の改善5件移動動作(歩行・車いす)の改善1件階段の昇降の改善2件生活行動の変化車いす13件離床時間の改善3件室外で過ごす時間の改善4件アクティビティ参加回数の増加1件職員や他の利用者との交流の増加5件食事の状況の改善2件歩行補助具4件離床時間の改善2件室外で過ごす時間の改善1件職員や他の利用者との交流の増加2件床ずれ予防用具2件離床時間の改善1件食事の状況の改善1件総合評価車いす38件利用者のADL、生活行動の変化など35件レンタルによる福祉用具の利用について17件歩行補助具20件利用者のADL、生活行動の変化など17件レンタルによる福祉用具の利用について7件床ずれ予防用具19件利用者のADL、生活行動の変化など15件レンタルによる福祉用具の利用について7件なお、上記は重複した項目で変化が見られている場合を含んでいる。1つ以上の効果があったケースは85件(ケース全体の79%。以下同じ)、2つ以上の区分で効果があったケースは31件(29%)、3つの区分で効果があったケースは3件(3%)であった。3ヶ月程度の短期間であったが、多くのケースで変化が観測された。