■ページ本文テキスト■

11(1)体制の整備はじめに、モデル事業を遂行する体制を整備した。実施体制は、利用者の目標や状態像に適した用具の選定や利用の継続を可能とするため、福祉用具利用に関わる多様な職種により構成した。(2)利用者の選定各施設において、モデル事業の対象となる利用者を選定した。1)目標とする利用者数以下の福祉用具を現在施設で利用している(または利用することが望ましいと判断される)利用者、各5名程度とした。ア.車いすイ.歩行補助具ウ.床ずれ予防用具等2)選定の方法より高機能の福祉用具、あるいは利用者の状態により適合した用具の利用が望ましいと判断される利用者や、福祉用具の利用により状態の変化、生活行動の改善などの効果が期待される利用者を選定した。図表5モデル事業における対象利用者の選定のポイント福祉用具種類選定のポイント、条件など車いす車いすを利用することにより、離床時間が長くなったり、自発的な活動が増えることが見込まれる方調整機能のある車いすを利用した方が望ましい方機種(自走式・介助式など)を変更した方が望ましい方など歩行補助具比較的自立度の高い方夜間は車いすでも、日中は歩行補助具の利用が可能な方など床ずれ予防用具比較的重度の方床ずれが発生しやすい方床ずれの発生が予想される方など