■ページ本文テキスト■

3アンケート調査の結果3−3福祉用具の適用判断、利用指導入所時の入所者の実質的な福祉用具の必要性の判断や入所後に使用している福祉用具の見直し、職員むけの研修、重点的に利用指導している福祉用具等について紹介しています。入所時について入所後の対応介護老人福祉施設では、入所者に対する実質的な福祉用具の必要性の判断をする人は、「介護スタッフとリハ専門職による協議(チーム方式)」が3割強にのぼり、「次いで介護スタッフ」が2割でした。一方、介護老人保健施設では「介護スタッフとリハ専門職による協議(チーム方式)」「作業療法士、理学療法士、言語聴覚士」がそれぞれ3割強であり、施設特性の違いを反映した結果となっています。●必要性の判断をする人(%)医師作業療法士(OT)、理学療法士(PT)、言語聴覚士(ST)施設のケアマネジャー医師とリハ専門職による協議(チーム方式)介護スタッフ介護スタッフとリハ専門職による協議(チーム方式)明確に決まっていないその他無回答2.433.07.511.519.833.237.816.011.89.24.70.35.00.30.51.44.70.9介護老人福祉施設(N=338)介護老人保健施設(N=212)介護老人福祉施設では入所時点で「特定の状態像の入所者を除いて、状態像に合った適用ができている」が5割弱、「ほぼ全ての入所者について、状態像に合った適用ができている」が3割強でした。介護老人保健施設では「特定の状態像の入所者を除いて、状態像に合った適用ができている」が7割弱にのぼり、「ほぼ全ての入所者についてできている」を合わせると9割を超えます。●入所時点での適合状況(%)32.026.446.463.719.80.68.50.50.91.2ほぼ全ての入所者について、状態像に合った適用ができている無回答状態像に合った適用ができている入所者は少ない状態像に合わせた福祉用具の適用はあまり考えていない特定の状態像の入所者を除いて、状態像に合った適用ができている介護老人福祉施設(N=338)介護老人保健施設(N=212)介護老人福祉施設では「介護スタッフ」が3割強にのぼり、「介護スタッフとリハ専門職による協議(チーム方式)」は3割弱でした。介護老人保健施設では「作業療法士(OT)、理学療法士(PT)、言語聴覚士(ST)」、「介護スタッフとリハ専門職による協議(チーム方式)」がそれぞれ4割強にのぼり、リハ専門職の関与が普及しています。●使い方の指導をする人(%)医師作業療法士(OT)、理学療法士(PT)、言語聴覚士(ST)施設のケアマネジャー医師とリハ専門職による協議(チーム方式)介護スタッフ介護スタッフとリハ専門職による協議(チーム方式)明確に決まっていないその他無回答0.38.342.53.335.128.443.915.45.93.30.94.26.11.90.5介護老人福祉施設(N=338)介護老人保健施設(N=212)入所中に、福祉用具の変更・調整の必要性の確認をする方法は、「必要に応じて随時確認する」、「日常的に介護業務のなかで福祉用具にも目配りする」がそれぞれ5割弱でした。●変更・調整の必要性の確認の方法(%)46.451.050.346.71.50.90.61.41.2日常的に介護業務のなかで福祉用具にも目配りする月に1回程度、日時を決めて一斉に確認する無回答必要に応じて随時確認する週に1回程度、日時を決めて一斉に確認するその他介護老人福祉施設(N=338)介護老人保健施設(N=212)?4?