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422..業業態態連連携携事事例例のの分分析析結結果果ここでの「業態連携」とは、ケアマネジャーによるケアマネジメントの中で、福祉用具貸与サービスとともに住宅改修や福祉用具販売サービスを提供して環境整備を行うことを指します。福祉用具貸与事業者が住宅改修業や福祉用具販売業を一体的に行う場合や、住宅改修・福祉用具販売の窓口を担う場合、他の住宅改修事業者や福祉用具販売事業者と連携する場合のすべてを含むものとしています。業態連携が行われる場面として、以下のような想定を置いています。入院・入所一時的入院・入所在宅で生活が確立していく時期在宅で生活が安定している時期再び在宅で生活福祉用具利用開始に伴う住宅改修・福祉用具販売利用者の状況や生活の変化に伴う住宅改修・福祉用具販売福祉用具の追加や交換に伴う住宅改修・福祉用具販売環境変化に伴う住宅改修・福祉用具販売新たな福祉用具利用開始に伴う住宅改修・福祉用具販売ABCDEこの調査では、次のような業態連携のパターンを設定し、このパターンに沿って、業態連携の実態および効果を整理しています。このようないくつかのパターンにおいて、福祉用具専門相談員として、積極的に住宅改修や福祉用具販売も視野にいれた適切な提案を行っていくこと、サービス間で円滑に連携することで、利用者の生活を総合的に支え、生活の満足度を高めていくことが可能になると考えられます。4